世界各国、子供の皮膚トラブルは育児につきもの。
Eczemaになった子供の保湿剤をどうやって選ぼうか?
そう悩む方は多いのではないでしょうか。
当記事ではそんな方に向けて、Eczemaになった子供に使う商品を選ぶときの方法を3つお伝えします。
当記事における免責事項及び健康についての注意事項はこちらをご覧ください
はじめに;参照
この記事はアメリカ皮膚科学会(AAC)の公式ウェブサイトに載っている方法をご紹介しています。
気になる方は、直接ウェブサイトをご覧になってくださいね。
関連ページにもEczamaについて詳しく解説されているので、役に立つかと思います。
Eczemaとは
AACによるとEczemaの定義には2つあるそうです。
1.皮膚が炎症をお越し、しばしばかゆみを生じている状態の疾患
2.アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、うっ血性皮膚炎などのグループに属する疾患
日本語では【湿疹】と直訳されることが多いですが、幅広い皮膚症状を指すのですね。
方法1:かかりつけ医におすすめを尋ねる
まずは子供のかかりつけの皮膚科医におすすめの商品を尋ねましょう
引用;AAC “How Can I Find Eczema Friendly Products”
その際には、聞きたい内容を事前に英訳して紙に書いていくと良いでしょう。
私のおすすはDeepl翻訳です。
医療用言語も精度高く翻訳してくれます。
方法2:NEA Seal of Acceptanceのシールのついた商品を選ぶ
NEA Seal of Acceptanceのシールがついた商品を選ぶようにしましょう。
全米湿疹協会(National Eczema Association)のウェブサイトには、このシールが貼られた商品の一覧を確認することができます。
このシールがついた商品は保湿剤、シャンプー、クレンザー、洗濯用洗剤、寝具、ヒドロコルチゾン配合製品を含みます。
引用;AAC “How Can I Find Eczema Friendly Products”
こちらのシール、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
こちらは、全米湿疹協会が示すEczemaの原因成分を含まない製品に与えられるマークです。
もちろん全ての方に合うというわけではないけれど、選ぶときの基準になってわかりやすいですね。
方法3:Fragrance Freeの商品を選ぶ
【Unscented】ではなく【Fragrance Free】の商品を選びましょう。
引用;AAC “How Can I Find Eczema Friendly Products”
【Unscented】と【Fragrance Free】:二つの意味の違いをご存知でしょうか?
翻訳サイトを使うとどちらも【無香料】とでてくることもしばしば。
しかし厳密には意味が全く異なるのです。
【Unscented】
香料が使われているが、それがマスクされて強く香ることがないということ
【Fragrance Free】
いかなる香料も使われていなこと
Eczemaの場合は香料がその原因になり得ます。
このため、全く香料が使われていない【Fragrance Free】を選ぶようにしましょう。
最後に
本記事ではEczemaのお子様にスキンケア商品を選び方を3つお伝えしました。
ポイントを掴んだ上でお子様に合った商品を選んであげましょうね。
こちらの記事では全米薬剤師がおすすめした保湿剤を解説しています。
併せて読んでみてくださいね。